Weblog 色々と書くところです。

リアチェンvoiceについて

とんでもないソフトが登場していたので、いま衝動で記事を書いております。
2016年8月、(株)クリムゾンテクノロジー様から「リアチェンvoice」が発売されました。
プレスリリースPDFへのアクセスはこちら。去年からあったんだね。

このソフトの機能を簡単に説明すると、マイクに入力した声を所定の声にリアルタイムで変換そのまま出力出来る、と言うもの。
標準版ではプリセットから声を選ぶことが可能。プロ版ではドナーの肉声データを利用、ドナーの声質を疑似再現することが出来ます。
想定としては、遊園地イベント等で声優を呼べない場合の代用と言ったところでしょうか。休憩中、別人に場を繋いで貰うことも出来そう。
肉声だけプロに用意して貰って演技だけ社員が担当する、なんて事例もありそうですね。需要は確実にあるでしょう。
プロ版が一般の手に渡った場合、著名人の成り済ましや騙りに悪用される可能性も。ちと危ない。
由って、プロ版の購入には相談の一手間が掛かるようになっています。業務用と言うことで相当お高い予感。
廉価版が出れば、ボカロ/UTAU音声ライブラリのライバルポジションにもなり得ますね。

脚本家や監督業などの方々が独りで幾つか~全役分を録ってしまう、なんてことも出来ちゃいますね。
制作会社に使われたらナレーション業界に影響ありそうな。データ録ったら用済みの時代になるのかな。これ大丈夫かな。
逆にこれを利用して「●●の声で喋れる!」って売り文句で何かしら出してしまうスタイルのビジネスも有り得そう。


2017/11/14追記:
性同一性障害の克服用ソフトとしても活用出来ることに気が付きました。
大流行の可能性さえ有していますね。今後に期待。
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